2026-04-22
予防歯科って痛い?痛みを抑える工夫と当院の配慮
予防歯科を受けたいけれど、「痛いのではないか」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。そんな皆さまの不安にお答えするため、今回は予防歯科で実際に感じる痛みの程度や、当院で行っている痛みを和らげるための取り組みについて詳しくお話しします。
定期的に歯石除去や歯面清掃などの予防処置、指導を受けることが歯の喪失の防止に重要である
ことが証明されていますが、痛みへの不安から足が遠のいてしまっては本末転倒ですよね。安心して予防歯科を受けていただけるよう、詳しく解説していきます。
予防歯科で感じる可能性のある痛みとその原因
歯石除去時の痛みについて
予防歯科で最も多くの方が「痛みがあるかもしれない」と心配されるのが歯石除去です。
歯石は歯みがきで取り除くことができないので、歯科医院でスケーラーという器具を使って機械的に剥がし取る
処置を行います。
この際の痛みは主に以下の要因によって生じます:
歯石の付着量と部位による痛み
歯石がたくさん付いていたり、歯ぐきの奥深くに付着していたりする場合は、除去時にある程度の刺激を感じることがあります。
超音波などを用いて歯石を破壊し水で洗い流す方法と、先のとがった器具を用いて1本1本歯石を取っていく方法
がありますが、どちらも必要に応じて使い分けています。
歯ぐきの炎症による敏感さ
歯周病で歯ぐきが炎症を起こしている場合、健康な歯ぐきよりも敏感になっており、処置時に痛みを感じやすくなります。むしろ、歯がツルツルになって気持ちよく感じられる方が多いのが特徴です。
フッ素塗布時の感覚
フッ化物歯面塗布は歯の萌出期、交換期を通じて、萌出間もない歯に行うのが効果的
で、
大人の場合、根面のむし歯の予防や進行をおさえたり、知覚過敏の痛みを和らげたりできる
効果があります。塗布時には特有の味を感じることがありますが、痛みはありません。
痛みを最小限に抑える当院の取り組み
段階的なアプローチで負担を軽減
当院では、患者さまの状態に応じて段階的に処置を進めています。初回の歯石除去では、まず痛みを感じにくい部分から始めて、お口の中の状態を改善してから本格的な清掃に取り組みます。
初期段階での丁寧なブラッシング指導
歯みがきをすることにより、歯ぐきの炎症が減少し、ぶよぶよして出血しやすい歯ぐきも正しく歯みがきをすることにより、かなり引き締まってくる
ため、まずはホームケアの改善から始めます。これにより、次回の処置時の痛みを軽減することができます。
器具の選択による配慮
歯石の沈着部位・付着量・歯周組織の状態などを加味して器具を選択
し、患者さま一人ひとりに応じた方法で処置を行います。痛みに敏感な方には、より優しい手用の器具から始めることもあります。
コミュニケーションを重視したケア
当院では、処置前に必ず患者さまの不安や心配事をお聞きしています。過去に痛い思いをされた経験がある方や、痛みに敏感な方には、その都度お声がけしながら進めますので、遠慮なくお申し出ください。
処置中の細やかな配慮
- 痛みを感じたらすぐに手を挙げていただく合図を決める
- 適度な休憩を取りながら進める
- 処置の進行状況を随時お伝えする
痛みに配慮した技術の導入
当院では、患者さまの負担を軽減するための最新の技術や設備を積極的に導入しています。超音波スケーラーの出力調整や、表面麻酔の使用など、状況に応じて様々な選択肢をご提案できます。
基本的な治療内容との痛みの違い
予防処置と治療処置の痛みレベル比較
予防歯科で行う処置は、むし歯治療などの基本的な歯科治療と比較すると、痛みは比較的少ないとされています。なぜなら、予防処置は健康な歯や軽度の症状に対して行うものだからです。
むし歯治療との違い
むし歯治療では、削ったり神経の処置を行ったりする必要がありますが、予防処置では歯を削ることはありません。歯の表面の清掃が中心となるため、痛みの程度は大きく異なります。
継続的なメンテナンスによる痛みの軽減
定期的に予防歯科を受けている方は、お口の状態が良好に保たれているため、処置時の痛みもより少なくなる傾向があります。特に定期的にメンテナンスを受けている方は、ほとんど痛みを感じることなく処置を完了できます。
当院では、患者さま一人ひとりの状態や痛みへの感受性に配慮しながら、可能な限り負担の少ない方法で予防処置を行っています。過去に痛い思いをされた方も、まずはお気軽にご相談ください。お口の状態に応じた予防プログラムをご提案いたします。
健康な歯を維持するためには、定期的な予防処置が欠かせません。痛みへの不安を解消して、一緒にお口の健康を守っていきましょう。
予防歯科をお考えの皆さまへ
痛みに対する不安が強い方は、駒沢みんなの歯医者で事前にご相談ください。痛みに配慮した処置を行っています。
当院の予防歯科では、患者さま一人ひとりの状態に合わせた個別のアプローチを大切にしています。初回のカウンセリングでは、過去の歯科治療経験や痛みへの不安について詳しくお聞きし、適した処置方法をご提案いたします。歯科衛生士が対応いたしますので、どんな小さな心配事でもお気軽にお話しください。健康で美しい歯を維持するためのお手伝いをさせていただきます。
参考文献
- [1] 厚生労働省「歯の健康|厚生労働省」https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b6.html
- [2] 厚生労働省「PMTC(歯石除去・歯面清掃) | e-ヘルスネット(厚生労働省)」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-009.html
- [3] 厚生労働省「歯周病の予防と治療」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-006.html
- [4] 厚生労働省「歯周治療の流れ」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-005.html
- [5] 日本歯科医師会「フッ化物歯面塗布 – 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020」https://jda.or.jp/park/prevent/index05_09.html



